先日リニューアル開始したエキサイトブックスで、「萌え発想術」という連載が始まりました。
この連載では「萌え」が、
「何かに対して、不十分な情報を補って、好きになるという美意識」
と定義されています。
でも、この定義も、他の「萌え」定義と同様にしっくりは来ないんだよなあ。といって、良い代案がある訳ではないけども。嗚呼、巧く表現できないもどかしさよ。
私事ですが、最近「ライトノベルブーム」なんて言われるようになって、私も年配の出版社の人とかに「ライトノベル」って何なんですか?みたいな根源的な質問をされるんですが、これが巧く答えられない。「イラスト付きの小説でしょ」と言われれば、その通りなんだけど、なんか違うんだよなあ。おっと「ライトノベルの定義」は禁忌なのでした。
「萌え」も「ライトノベル」も、ある種の、いわゆるヲタク的な文化背景を持つ人には、定義なんかなくても、漠然と分かってしまう概念なので、だからその背景を持たない人に説明するのはとてつもなく難しい。「ライトノベル」というものは、富士見「スレイヤーズ」以前(朝日ソノラマ「クラッシャージョー」以前に遡っても良いですが)の人には、決して理解できないような気がする昨今です。
さて、この連載は、この文化背景の隔絶を越えて、一般の人に「萌え」を会得させる事ができるのでしょうか? 期待してます。






