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少ない棚でラノべの売上を上げるには(思考実験)

 昨日は無理という無体な結論に達した訳ですが、その後仕事をしながら、少ない棚でラノべの売上実績を叩き出す方法をぼちぼち考えてみました。

 で。正攻法はこちらでほぼ言い尽くされている気がするので、極端な方法を一つ提案してみようかと。
 ただし、この方法は一種の劇薬。短期的には実績が出ると思いますが、その後どうなるかの保証はできません。当然、私は責任なんて負いかねます。
 と、仰々しい前置きですが、やる事自体は超王道なんですよ。

 まず前提。ラノべが文庫コーナーにあるなら、漫画コーナーに移動です。

 次。棚差しは諦めます。元々ラノべは既刊が動きづらい商品。ならばただでさえ少ない棚を浪費する余裕など無いはずです。売れない五点を棚差しするより、売れる一点を面にすべし。ラノべ最大の特徴は、その表紙に有り。ならば、棚は全て平積みと面陳で構成するのが理想。これを思い切って実践です。

 後は棚を「涼宮ハルヒ」「灼眼のシャナ」「吉永さんちのガーゴイル」「彩雲国物語」「いぬかみっ」などで埋め尽くします。
 はい、分かりましたね。要は、ラノべ棚ではなく、アニメ化作品原作コーナーを作るのです。

 前述しましたが、ラノべ読者という顧客は一朝一夕でつくものではありません。ならば、アニメで興味を持った、アニメファンという新規顧客をゲットするのです。ラノべ原作のアニメが増えてきた昨今だからできる技と言えましょう。
 この方法の良い所は、基本的に既刊を売るので、新刊配本に依存しない点。メディアミックス中の作品ならば出版社も在庫を多めに持つので、実績が低い店でも注文が減数されにくい(はず)。
 逆に悪い所は…ライトノベルを「ライトノベル」としてではなく、あくまで「アニメ原作」として売る点。多分、本来の相談者の意図には沿わない、と思うんですよね。

 でも、私の脳内シミュレーションでは、これである程度の実績は出せるんですよ。ラノべ読者向けより、アニメファン向けの方が射程は長いと思いますし。
 それで実績を出して、後はこつこつと棚を増やして配本を増やしてラノべ読者を増やして、少しずつ理想のラノべ棚に育てていく。

 というプランはいかがでしょー?
 他の本屋さんの意見、訊いてみたい。

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コメント (5)

ゐんどさんのところでもやっぱりアニメ化作品はかなり動くんですか。

ゐんど:

 新刊ほどではありませんが、やっぱりアニメ化作品は売れますね。ハルヒの一巻、売り切れてしまいました(迂闊)。新規読者層が増えるというのはでかいです。
 これはラノべに限った話ではありません。ドラマ化されたり、テレビで取り上げられたりすると、本の売れ行きはどかんと上がります。マスメディア畏るべし、です。

お初にコメントさせていただきます。
確かに、「売り上げ実績を伸ばす」というコトを考えると、これは一番良い方法かも知れませんね。アニメ化商品の売れ方は圧倒的ですから・・・。

ただ、そこから理想のラノベ棚に育てていく、というのはラノベ担当の方の熱意にかかっているんでしょうね。

もも水:

はじめまして。
うちのお店では近所に高校があるので、そこそこラノベが出るの
ですが、やっぱりアニメ化されたのは強いですねー。
そういう売れるモノ以外を伸ばすには裾野を広げなくちゃ
いけないですし、まずラノベを読むという経験をしてもらうことが
肝心かも知れないですね。
しかしハルヒはテレビだけだとちょっとわかり辛いのも、
原作を手に取る切欠になってたりしてとか
思ったりもします。

ゐんど:

>impreza98さん
結局、棚を作るのは担当者の「愛」ですからね。

>もも水さん
アニメ化作品を契機に、ラノべ読者になってもらうっていうのは良い作戦ですね。さり気なく、関連作品を配置しておくと良いかもです(ハルヒの隣に、電撃の谷川流作品とか)。
アニメのハルヒは、確かに伏線ばりばりで原作を読もうかな、と思わせるありがたい構成ですね(笑)。

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